「水中毒」と聞いてもピンとこない方も多いかもしれません。文字通り、水の飲み過ぎが原因で引き起こされるもので、正確には「低ナトリウム血症」というものです。「ただの水の飲みすぎで死ぬ」と聞くと、怖く感じられる方もいるかもしれませんが、通常の生活で水中毒になるようなことはあまりないのでご安心ください。日本人はむしろ塩分を摂りすぎているぐらいですから。 では、どのような場合に水中毒になるのでしょう? それは、大量の汗をかいたときや、大量の嘔吐もしくは下痢をしたときなどに、水分を補おうと大量の水を体内に入れた場合に起こります。水だけを急に大量に飲んでしまうことで、体内の電解質のバランスが崩れてしまうからです。 汗や涙が口に入るとしょっぱいと思いますが、これは私たちの体液に塩分が含まれているからです。たくさんの体液が失われるとそれだけ塩分も喪失してしまうので、汗を多くかいた場合などには水分と同時に塩分
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