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ブックマーク / www.eorc.jaxa.jp (10)

  • 「フォルモサット・ツー」(FORMOSAT-2)による平成23年(2011年)台風12号豪雨災害の観測結果

    2011年9月2日から4日にかけて大型で強い台風12号の通過に伴い、四国、近畿、中国、東海地方を中心に広範囲で記録的な大雨が続き、土砂崩れ、堤防の決壊や床上・床下浸水などが起こり、各地で被害がもたらされています。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2011年9月5日10時57分頃(日時間)に観測され、センチネルアジア*1を通じて台湾の国家実験研究院(NARL)の協力により提供された、FORMOSAT-2 (フォルモサット・ツー)*2衛星のデータ解析を実施しました。 図1: 今回観測した画像全体 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2011年9月5日10時57分頃(日時間) 紫色枠: 図2~4の範囲 図1は、今回観測した画像全体の様子を示したもので、フォルモサット・ツーのバンド1、2、3を合成したトゥルーカラー合成画像で表示しており、人の見た目に近くなっています。ほぼ全域が雲に覆わ

  • ALOSによる災害観測

    2011年2月22日(火)午前8時51分頃(日時間,以下同じ)にニュージーランド南部のクライストチャーチ付近でマグニチュード(M)6.3の地震が発生し、多数の建物が倒壊し多くの死傷者がでています。この地震により、クライストチャーチに滞在中の日人学生らが被災し、安否の確認が急がれています。宇宙航空研究開発機構(JAXA)では2011年2月23日(水)7時33分頃に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)*による観測を実施しました。 図1: 今回観測した画像全体 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2011年2月23日7時33分頃(日時間) センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー) ポインティング角: 12° 図1は今回観測した画像全体の様子を示したもので、アブニール・ツーのバンド3, 2, 1を合成したトゥルーカラー合成画像で表示

  • ALOSによる災害観測

    中米グアテマラで2010年9月上旬から続く豪雨のため、土砂崩れなどが発生し、甚大な被害が出ています。宇宙航空研究開発機構(JAXA)では2010年9月15日1時34分頃(日時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)*により現地の緊急観測を実施しました。 図1:今回観測した画像全体 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2010年9月15日1時34分頃(日時間) センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー) ポインティング角: -19° ピンク枠: 図2~4の範囲 図1は今回観測した画像全体の様子を示したものです。アブニール・ツーのバンド3, 2, 1を合成したトゥルーカラーで表示しており、人の目で見た色に近く見えます。白く見えるのは雲ですが、雲の隙間から地表の様子を確認することができました。 図2~4は、土砂災害発生後の2010年

  • ALOSによる災害観測

    2010年1月13日(水)午前6時53分頃(日時間,以下同じ)に中米のハイチでマグニチュード(M)7.0、震源の深さ約10kmの大地震が発生し、建物倒壊などにより大きな被害が出ました。宇宙航空研究開発機構(JAXA)ではその後の復興状況の把握を目的として、2010年6月11日に引き続き2010年6月28日(月)0時29分頃に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のパンクロマチック立体視センサ(プリズム)と高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)による観測を実施しました。 図1: 2010年6月28日に観測したアブニール・ツー画像 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2010年6月28日 0時29分頃(日時間) センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー) ポインティング角度: 0.0° 黄枠: 図2, 図3の拡大画像の範囲 図2、3は地震発生後の2010年1月25日、201

  • ALOSによる災害観測

    陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR;パルサー)による中国青海省地震にともなう緊急観測 2010年4月14日8時49分頃(日時間、以下同じ)、中国青海省(北京から西に約1900km)を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生しました(地震の規模及び位置については米国地質調査所(USGS)による発表を参照)。宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)は地震による被害状況を把握するため、2010年4月18日1時頃に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ(PALSAR;パルサー)による緊急観測を実施しました。観測では2010年1月16日に取得した同じ軌道からの画像と比較し、地殻変動検出と差分抽出による被害地域の把握を試みました。「だいち」は夜間に南から北へ飛行しながら、大きな被害が報告されている玉樹(ぎょくじゅ)県を含む領域

  • ALOSによる災害観測

    2010年4月14日(水)8時49分頃(日時間,以下同じ)に中国青海省で大地震(マグニチュード:6.9、震源位置:33.271°N, 96.629°E、震源の深さ:約10km)が発生し、大きな被害が出ています。宇宙航空研究開発機構(以下, JAXA)では4月16日(金) 13時23分頃(日時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のパンクロマチック立体視センサ(プリズム)と高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)による観測を実施しました。 図1は4月16日に観測したアブニール・ツーの全体画像です。白く見えるのは雲で画像全体がほぼ雲に覆われていますが、雲の隙間から被災地域の様子を確認することができました。 図1: 2010年4月16日に観測したアブニール・ツー画像 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2010年4月16日 13時21分頃(日時間) センサ: AVNIR-

  • 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるマヨン山火山活動に対する緊急観測結果 - ALOSによる災害観測

    フィリピン・ルソン島アルバイ州のマヨン山において、12月14日から火山活動が活発になり、20日には火口より流れ出た溶岩が確認されました。数日以内に大規模噴火が起こる可能性があるとのこと、州政府より出された勧告により、マヨン山の周囲約8km圏内に住む4万7000人あまりが避難しています。宇宙航空研究開発機構(以下, JAXA)では12月25日午前11時25分頃(日時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載の高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)、パンクロマチック立体視センサ(プリズム)により現地の緊急観測を実施しました。 図1: 2009年12月25日に観測したアブニール・ツー画像 (クリックで拡大画像へ) 取得日時: 2009年12月25日 午前11時25分頃(日時間) センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー) ポインティング角度: 0° 黄枠:図2の範囲 図1は2

  • 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載光学センサによるハイチ地震にともなう緊急観測(2) - ALOSによる災害観測

    2010年1月13日(水)午前6時53分頃(日時間,以下同じ)に中米のハイチでマグニチュード(M)7.0、震源の深さ約10kmの大地震が発生し、大きな被害が出ています。宇宙航空研究開発機構(以下, JAXA)では1月24日(日)午前0時31分頃(日時間)に陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のパンクロマチック立体視センサ(プリズム)と高性能可視近赤外放射計2型(アブニール・ツー)による緊急観測を実施しました。 図1: 2010年1月24日に観測したアブニール・ツー画像 (クリックで拡大画像へ) 観測日時: 2010年1月24日 午前0時31分頃(日時間) センサ: AVNIR-2(アブニール・ツー) ポインティング角度: 0° 黄色枠:図2, 水色枠:図8の範囲 図1は1月24日に観測したアブニール・ツーの全体画像です。白く見えるのは雲ですが、ハイチの首都ポルトープランスは雲も

  • Annual Track Summary : 2001season WP

  • ALOSによる災害観測

    図2左: PALSAR差分干渉画像 右: 地震後PALSAR強度画像 (クリックで拡大画像へ) 図2左は地震前と地震後の画像を比較した差分干渉画像です。図2右は南北約200kmに渡る地震後のPALSAR画像を示したものです。 図3: 南北70km×東西70km 干渉画像(図2中白枠内の拡大図) (クリックで拡大画像へ) 図3は変動が大きかった領域約70km×70km(図2左中白枠内)を拡大したもので、断層運動による地殻変動の様子をより細かく把握する事ができます。推定される断層直上及びその近傍(震央の周辺)では,狭い範囲での変動(変動の勾配)が大きすぎて、差分干渉処理では変動量の検出が困難であると思われます(虹色が不明瞭で、これを干渉度が低い(=検出が困難)と言います)。しかし、その領域の東西では明瞭な干渉縞が確認でき、少なくとも、震央の東側では2周期=23.6cmの衛星に近づく向きの地殻変

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