【足利事件】検事正が菅家さんに面会 直接謝罪へ - MSN産経ニュース
栃木県足利市で平成２年、当時４歳の女児が殺害された「足利事件」で、再審開始が決定した菅家利和さん（６２）が５日、宇都宮地検を訪れ、幕田英雄検事正と面会した。幕田検事正は検察の責任者として初めて直接謝罪する。 弁護団の佐藤博史弁護士と同地検を訪れた菅家さんは午前９時すぎ、幕田検事正が待つ同地検５階の会議室に入り、面会した。この後、幕田検事正が別室で直接、謝罪する。 幕田検事正は着任会見で「菅家さんを起訴、服役させたことを、代表者として本当に申し訳なく思う」と頭を下げて謝意を示したが、菅家さん側は直接の謝罪を求めていた。警察は６月、栃木県警の石川正一郎本部長が直接謝罪している。 この日は謝罪に続き、午前１０時から、菅家さんが不起訴になった２つの女児殺害事件（いずれも未解決）の取り調べの様子を録音したテープなどの開示をめぐり、裁判所、検察側、弁護側が協議する。録音テープについて、検察側は非公開な
asahi.com（朝日新聞社）：検事正「長年の服役、心から謝罪」 菅家さんと面会 - 社会
菅家利和さん（中央）と佐藤博史弁護士（左）を案内する幕田英雄検事正。この後、別室で幕田検事正が菅家さんに謝罪した＝５日午前８時５４分、宇都宮市の宇都宮地検、福留庸友撮影 ９０年に栃木県足利市で当時４歳の女児が殺害された足利事件で、宇都宮地検の幕田英雄検事正が５日、無期懲役で服役中に釈放された菅家利和さん（６２）＝２１日に再審開始＝と宇都宮市内の地検庁舎で初めて面会し、「長年にわたって服役させ、苦痛を与えたことについて、大変申し訳なく思います。検察を代表し、心から謝罪します」と直接、謝罪の言葉を述べた。 事件をめぐっては、９１年に菅家さんを逮捕した同県警の石川正一郎本部長も釈放直後の６月に頭を下げており、捜査当局がいずれも直接謝罪したことになった。 幕田検事正は午前９時ごろ、菅家さんと主任弁護人の佐藤博史弁護士を地検庁舎の会議室に迎え、菅家さんに歩み寄り一礼した。応接室での謝罪は非公開
東京新聞:検事正が菅家さんに謝罪 足利事件で検察初:社会(TOKYO Web)
足利事件で再審無罪が確実になった菅家利和さん（６２）が５日、宇都宮地検を訪れ幕田英雄検事正と面会した。幕田検事正は「誤って起訴したこと、長い間苦しめたことを検察として非常に重く受け止めている」と述べ、検察の責任者として初めて直接謝罪した。警察は菅家さんが釈放された６月、栃木県警の石川正一郎本部長が直接謝罪した。 菅家さんの弁護団によると、幕田検事正は菅家さんとの面会で「再びこういうことがないようにしようと思う」と話し、菅家さんは「これ以上、わたしと同じ苦しみが絶対あってはならない」と述べたという。菅家さんは面会後、「直接お会いして許す気持ちになった」と話した。 この日は謝罪に続き、菅家さんが別の二つの女児殺害事件（いずれも未解決）で取り調べを受けた際の録音テープの開示をめぐり、検察、弁護団、宇都宮地裁（佐藤正信裁判長）が協議。 弁護団は「足利事件で虚偽の自白をした理由を解明するため」として
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