モチの神様説、浮上 なんとなく、「初詣は春日大社」だと思ってきた。 しかしここ数年、私の初詣はもっぱら興福寺である。 というのも、奈良の三条通りに降り立った時点で「どうやら春日大社からの帰り or これから向かうらしいぞ」と思われる人がたくさんいるので、疲労感にやられてしまう。 人混みに放り込まれるとすべてのやる気を喪失するのは私の悪い癖だ。 必然的に、春日大社よりも駅に近い側の「興福寺にしよ」ということになる。 春日大社と興福寺は、神社とお寺の違いはあれど、元をたどれば藤原氏ゆかりの寺社。切っても切れない関係にある。 お正月には興福寺のお坊さんたちが春日大社にお参りに行く行事すらあるそうだ。 ということは、初詣として興福寺に行こうが春日大社に行こうが、同じご利益が得られるはずである(と勝手に解釈する)。 さて、三条通りに沿って興福寺に向かう。 途中、外国人観光客に異常に人気の、「モチショ