「青色照明」とは、イギリス・グラスゴー市が2000年、景観改善のために街路灯に導入したところ、犯罪発生件数が減少したことで注目を集めた。この話題は日本のテレビなどでも報道され、2005年、て奈良県警察が積極的に設置に取り組んだことに始まる。その結果、1年後に周辺の夜間の犯罪認知件数が約9%減少したそうだ。 その後、「青色の光には、人の精神を落ち着かせる効能がある」とし、日本各地で防犯灯として取り入れられるようになりなったという。 この青い光の沈静効果を利用し、飛び込み自殺を減らそうと、JR水戸支社は新年度、管内25か所の駅のホームや踏切に設置している発光ダイオード(LED)の「青色照明」を54か所に倍増する。すでに設置された場所では、飛び込み自殺が発生していないことを受け、自殺対策を強化するのが狙いなのだそうだ。 ソース:「青い光の奇跡」駅や踏切での飛び込み自殺激減 : 社会 : YOMI