世界人口は現在70億人。これを人口10人の村にたとえるのは、やや無理があると感じる人もいるかもしれない。そういう人はこの「世界村」の1人は、実際の7億人分だと考えてもいい。その「世界村」で、モノの生産力が上がり、それに従事する人々が減ったら、村の経済はどう変わるのか? モノの生産に携わる必要のに必要な人数が減るというのは、携わりたくても携われない人たちが増えるということだ。この人たちは、もういままでの意味での「労働」をする必要がない。「ヒマ」なのだ。では、一体何をしたらいいのだろうか? 私は、このエントリーで以下のことを説明したい。 モノ作りがより少数の人々に担われるようになっていくこと 技術進歩により、一人当たりの生産価値も消費価値も上昇していくこと 経済に占めるサービスの価値がモノの価値より圧倒的に大きくなっていくこと サービスの多くがカネを媒介にせず、直接交換されるため、GDP 成長