東京都心から約360km離れた“絶海の孤島”、青ヶ島。2022年6月1日時点の人口は166人で、「日本一人口の少ない村」としても有名だ。八丈島を経由してヘリコプターか連絡船を利用しないとたどり着けず、それぞれ1日1便しか出ていない。ヘリコプターの席数は9席のみで予約が困難、連絡船の就航率は5割程度とも言われている。 そんな青ヶ島ではここ数年でネット環境が整い、シェアハウスができるなど、移住者を受け入れる態勢が少しずつ整備されているという。しかし島民の佐々木加絵さん(38)は、「移住者が快適に過ごすには、まだまだ課題がある」と話す。彼女が考える島の課題や、思い描く“青ヶ島の未来”について話を聞いた。(全3回の3回目/2回目から続く)
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