「ウルグアイは、僕の第二の祖国だ」。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが発したこの言葉が、ちょっとした話題になっている。 フランス代表は、6日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシアの準々決勝でウルグアイ代表と対戦する。この一戦に先駆けて、FIFAはグリーズマンに焦点を当てた特別記事を公式サイトに掲載。冒頭の発言は、その記事の中にあったものだ。 グリーズマンが生まれたのは、フランス第二の都市リヨンの郊外にある街、マコン。祖父はポルトガル人で彼もまたサッカー選手だが、ウルグアイとは縁もゆかりもない。むしろ、13歳でスペインのバスク地方に移住して以降、すべてのキャリアをイベリア半島の国に捧げてきた。昨夏に結婚した妻エリカさんもバスク生まれのスペイン人だ。 しかし、「僕が愛する国と人々であり、あそこには多くの友人がいる」と語ったように、ブラジルとアルゼンチンに挟まれた“南米の小