会社員生活20年があったからこそ生まれた音楽性 クレイジーケンバンドを率いる、クレイジーケンこと横山剣さんが、クールスRCでプロデビューしたのが1981年。それからクレイジーケンバンドとして4枚目のアルバム『グランツーリズモ』をリリースする2002年までの21年間、剣さんは仕事をもちながら活動を続けてきた。 下積み時代はアルバイトで食いつなぎ、メジャーデビューすると辞めてしまう音楽専業の道を選ぶミュージシャンが多いなか、なぜに剣さんは “音楽以外の仕事” を続けてきたのだろうか? 「音楽だけでもギリギリ食べていけるけど、食べていくだけで精一杯というんじゃダメなんですよ。海外旅行に行ったり、趣味のクルマやバイクをカスタムしたり、お洒落を楽しんだり、機材を充実させたり、豪華ストリングスを起用したり、ステージセットに凝ったり、音楽の自由を得るためにレーベルや事務所を運営したり、とにかく何をやるに
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