円資金の払い出しが始まっても、ますます闇が広がるコインチェック事件 1月26日の深夜に(その当時の価値で)580億円分もの仮想通貨・NEMが流出した(要するに盗まれた)と公表した、日本最大級の仮想通貨取引所・交換所のコインチェックは、そこから仮想通貨の取り引き、引き出し、それに預けている現金の引き出しまで一切を停止していました。 コインチェックは翌1月27日の深夜、流出した仮想通貨・NEMの所有者に対し463億円を「自己資金」で返金すると公表しましたが、当然のように実行されていません。 金融庁もさすがに素早く動き、1月29日にコインチェックに業務改善命令を出し、2月13日までに業務改善計画書の提出を義務づけていましたが、それとは別に2月2日には立ち入り検査に踏み切っていました。これは異常な事態で刑事事件化する可能性もあります。 そして本日(2月13日)はその業務改善計画書の提出期限であり、