北海道新聞2010年8月7日朝刊社会面から。 他紙には見当たらなかったので、独自取材と思われます。 旭川市出身の彫刻家、砂澤ビッキさん(1931~89年)の代表作で、札幌芸術の森(札幌市南区芸術の森2)に野外展示されている大型木彫「四つの風」の4本の柱のうち1本が倒壊した。この作品は腐食のための倒壊が以前から指摘されていたが、札幌芸術の森美術館は砂澤さんの遺志を尊重し、修復せず展示。倒れた柱も撤去せず、今後もこのままで展示を続ける。 「四つの風」は1986年に設置された札幌芸術の森のシンボル的な作品。高さ5.4メートル、直径90センチのアカエゾマツ4本の柱がそびえ立っている。6日朝、出勤した職員が、そのうちの1本が倒壊しているのを見つけた。5日夜から6日朝の間に自然に倒れたとみられ、けが人はいなかった。倒れた柱は根元が折れ、上部は木片が散らばった状態になっている。 (以下略) ご存じのとお
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