変わり続けながら、変わらない。変わらずに、変わり続ける。Ree.Kにはそんな形容がふさわしい。アーティスト活動開始以来、彼女はジャンルの境界を侵しながら領域を広げ、たゆまぬ変化を遂げてきた。しかしその音に宿るエッセンスは、一貫して変わることがない。常にオープンでありつつ、かつ軸がブレることのない、強度ある持続的変化。本当の進化というものは、そのような変化のことを言うのではないだろうか? 平成最後の1年間も、Ree.Kは進化の階段を駆け上り続けた。2018年2月からの海外ツアーを経て、12月には最新トラック2曲を収録した『DELTA 03 / Daydreaming EP』のリリース。2019年2月には、トランス黎明期の95年から98年までの楽曲を中心とした未発表作品を含む、トラック集第1弾『Early Tracks 1』をリリースする。この2作品をひっさげて、1月から国内リリースツアーを、