【七飯】駒ケ岳山麓で遭難したとされる北斗浜分小学校2年の男児(7)が、親のしつけで山林に置き去りにされた際、2度にわたって車から下ろされた可能性があることが分かった。父親は取材に対し、「(2回目は)追いかけて来なかった」などと話している。 父親はこれまでの取材で、自宅へ帰る途中、大沼湖畔道路から初めて訪れる山道で、泣きじゃくる男児に「下りなさい」と1回目の置き去りをしたが、すぐに車に走って追い付き「もう一度下りなさい」と言って再度、遠めの場所に置いて離れたという。父親は男児の反応について、焦ったそぶりを見せず「2回目は特になかった」と話していた。 男児は28日に両親と姉と4人で鹿部町の公園に車で遊びに行き、そこで車道側の土手に小石を投げているところを母親が目撃し、父親がしかっていたという。男児は以前、学校帰りに木の棒で他人の車両を軽くたたくいたずらをしていたため、両親は人に迷惑を掛けないよ