弁護士を目ざして勉強した8年が、新しい人生を切り開いてくれました 事務所の名前につけた“éclat(エクラ)”とは、フランス語で“輝き”という意味。離婚問題に悩み苦しむ依頼者の人生がポジティブな未来へリセットされ、きらきらした輝きを取り戻してもらいたいという、弁護士の亀石さんの願いが込められている。 「泣いていても、女性のほうがどこか腹が据わっていますね。男性は、不倫相手の女性に促されて訪れる場合が多いです。できるだけ心を開いていただきたいので、いかにも弁護士然としたスーツは着用せず、バッジもつけません。自分らしくいられる服を着て、フラットな素の心で向き合うようにしています」 彼女が生涯やりがいをもって働ける仕事に選んだ弁護士という職業。出合ったきっかけは、26歳で決断した“人生の一大リセット”。 「親が喜ぶような大手企業に新卒入社したのですが、今の人生は果たして本当に自分が望んでいたもの