2018年1月に亡父・後藤明生が1975年に発表した小説『夢かたり』の生原稿が、作品の掲載元である出版社から返却されずに古書店で販売されていることを知り、著作権継承者として事態に向き合ってきた記録を時系列通りに残します。 今回の件で、私は多くの新しい知識を得、世の中には人の数だけの「言い分」があることを実感しました。 創作者の皆様、創作を愛する皆様、後藤明生のファンの皆様、そして出版業界の皆様、古書業界の皆様、等々に読んでいただき、ご意見、ご指摘、ご助言、などいただければ幸いですし、本文の中で私が疑問を投げかけていることに対してのお答えやヒントをいただければ大変助かります。 2018年1月某日 いつも通り、ツイッターの「アーリーバード・ブックス」のアカウントで、「後藤明生」を検索する。「アーリーバード・ブックス」は、私が運営する後藤明生の電子書籍レーベル専用のアカウントだが、後藤関連の情報
![後藤明生『夢かたり』生原稿流出・転売事件メモ ーOrange Diaryー|TOKO|note](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4dc09d3776c963968064d439fd0697ca4dbb4732/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F6984203%2Fprofile_da3cc9af1cd35a209600d4575abdbea5.jpg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)