ブックマーク / note.com/iida_yasuyuki (2)

  • 客が減ったのは客しかいないからだ|飯田泰之

    コロナ5類移行で注目される飲店の状況ですが,各種報道によるとなかなかに厳しい状況が続いています.各種データも4月時点ではコロナ前よりも2~3割の人流減が続き,飲店予約状況に至っては半減に近い状況です.それにともって,「夜の街」も業態変化や業態は同じでも提供する価値を変えて行かざるを得なくなるでしょう. もう一つの変化 先日のエントリでは習慣消費としてのナイトライフに焦点を当てましたが,今日はもう一つのポイント.集団での飲み会の減少についてです.所属組織による濃淡あれど...コロナきっかけで部署全体とかプロジェクトメンバーでの飲み会(イメージとしては10人~30人程度の飲み会)の減少傾向を感じている人は多いでしょう. 少し前までなら,コロナを「気にする度合い」が人によって異なるのでやりにくい……という事情もあったでしょう.しかし,今年度に入ってからも回復が鈍い現状はそれだけでは説明がつか

    客が減ったのは客しかいないからだ|飯田泰之
  • 財源不要論の根拠と無根拠|飯田泰之

    経済論壇に下足をつけてからかなりの年数になってしまいましたが,この10年で,確実に,金融政策・財政政策に関する議論は変わりました.10年少々前には超マイナーだった金融緩和・財政出動論も,主流とは言いがたいですが,それほど珍しい主張ではなくなりつつあります. 金融・財政ともに緊縮一辺倒の議論を目にすることは少なくなった一方で,それは言い過ぎという議論も目立つように・・・ 財源必要論の基 11年前,活動家の雨宮処凛さんと『脱貧困経済学』を出版したとき.一時期帯にもした惹句が「財源?ありますけど?」でした.日の財政は危機的状況だから○○は出来ないという議論が主流の中,金融緩和による自然増収や相続税・所得税などの改革で出来ることはたくさんあるんだよというのが僕の話の趣旨.このくらいの話でも当時は極論あつかいでしたが……ここで注目いただきたいのは「国債を発行して」というとこを強調してないとこ.

    財源不要論の根拠と無根拠|飯田泰之
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