ブックマーク / smartlure.hatenadiary.jp (2)

  • 魚のスレを科学する1 釣りにくい魚、釣りやすい魚 - 釣りを科学する会社

    川や湖で、岸近くを泳ぐ魚を見かけることはないだろうか。目の前にエサを落としてやれば簡単に釣れるだろうと思い、実際に釣り糸を垂れてみると、見向きもせずに通り過ぎてゆくばかり。このように、「魚がいるにもかかわらず釣れない」ことはよくある。特に人の多い釣り場では、「ここの魚はスレてるからなかなか釣れない」とぼやいた経験がある釣り人も多いはずだ。 スレの原因、2つの説 魚がいるのに釣れない、すなわち魚が「スレ」る原因には、「魚の釣られやすさの個体差」と「魚の釣り針学習」の2つの説が古くから知られている。 前者では、釣られやすい魚が先に釣られ、警戒心の強く釣られにくい魚ばかりが残る結果、最初と比べて釣れにくくなる、とされており、Martin仮説と呼ばれている。後者では、一度釣られてリリースされたり、針から逃げたりした魚がその体験から学習し、釣り針を回避するようになるとされ、Beukumaの学習説と呼

    魚のスレを科学する1 釣りにくい魚、釣りやすい魚 - 釣りを科学する会社
  • 魚のスレを科学する2 魚は”釣られた経験”を記憶している - 釣りを科学する会社

    魚が好きで、釣りも好きな私にとって、水族館と並んで、生きた魚を身近に感じられるのが釣り堀だ。日頃から自然の中で釣りをしている人は、「釣り堀なんかで釣って何が面白いんだ」と思うかもしれない。しかし、限られた場所、時間、道具立ての中で、釣り堀のお兄さんから「魚が慣れちゃっててなかなかわないかもしれませんが……」とまで言われる中、工夫を凝らして他の釣り人より多くの魚をポンポンと釣り上げられると、なかなかの快感である。自然の釣り場と違い、魚が確実にそこに居る点では、純粋な知恵比べと呼べるかもしれない。 *文とは関係ありません。 ところで、「魚が慣れてわない」とはどういう状況か考えてみると、釣り人が使う餌や仕掛けを覚え、回避するようになったことが想定される。魚がいるのに釣れない「スレ」の原因は魚の学習にある、というわけだ。そこで稿では、Beukemaの学習説を紹介する。前回紹介した「同種の魚

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