ブックマーク / tenki.jp (56)

  • 10月31日までのインフルエンザ報告数 昨年同時期と同じく極端に少ない(気象予報士 日直主任)

    厚生労働省が11月5日に発表した「インフルエンザの発生状況」によりますと、43週(2021年10月25日~10月31日)のインフルエンザの指定医療機関の報告数は「20」でした。昨年同時期の総数「30」と同様に、極端に少なくなっています。なお、一昨年の同時期の総数は「3,953」でした。 この先1か月は、気象条件としては「急な寒さ」や「空気の乾燥」により、インフルエンザなどの感染症が流行しやすい状況となりそうです。 11月4日に気象庁が発表した「1か月予報」を見ますと、沖縄・奄美は11月6日~11月12日の週から平均気温が「平年より低い」予想です。これまで最高気温が25℃以上の夏日の所もありましたが、急に季節が進むでしょう。 東海・関東甲信・北陸は、11月6日~12日の平均気温は「平年より高い」ですが、11月13日~11月19日の平均気温は「平年並み」で、このタイミングで一気に秋が深まりそう

    10月31日までのインフルエンザ報告数 昨年同時期と同じく極端に少ない(気象予報士 日直主任)
  • 最恐・最悪の大害虫!? でも、もしスズメバチが全ていなくなったら…(季節・暮らしの話題 2021年09月01日) - tenki.jp

    日が落ちるのも早くなり、秋の気配が漂い始める時期になると、ある危険生物の攻撃行動が激しくなり、被害が増加します。その生物とは、そう、スズメバチです。日では、刺咬事故の死亡例のほとんどはスズメバチによるもの。さらにオオスズメバチは、ミツバチの巣を襲い全滅させるなどの農業被害ももたらすため、徹底駆除を訴える人も少なくないかもしれません。でも、当にスズメバチは害をもたらすだけの危険な邪魔者なのでしょうか。 スズメバチ(雀蜂 胡蜂)はハチ目スズメバチ科に属し、日列島には島嶼も含めて17種が生息分布します。ハチによる刺咬被害は数多く発生していますが、中でも死に至るほどの激甚な被害事例のほとんどは、スズメバチの中でも世界最大で、英語圏ではJapanese giant hornetと呼ばれるオオスズメバチ(Vespa mandarinia japonica)と、人家近くに巨大なマーブル柄の丸い巣を

    最恐・最悪の大害虫!? でも、もしスズメバチが全ていなくなったら…(季節・暮らしの話題 2021年09月01日) - tenki.jp
  • 東京都心の空に七色の雲 「彩雲」発生(気象予報士 日直主任)

    きょう16日(金)、梅雨明けの発表があった関東甲信は青空が広がっています。15時30分ごろ東京池袋のサンシャイン60からは「彩雲」を見ることができました。

    東京都心の空に七色の雲 「彩雲」発生(気象予報士 日直主任)
  • スギ・ヒノキ花粉 予測の8割程度は飛散か 今年の花粉シーズン終了時期はいつ?(気象予報士 吉田 友海)

    東京都福祉保健局東京都アレルギー情報navi.のデータによりますと、今シーズンの東京都千代田区のスギ花粉とヒノキ花粉はこれまで(1月4日~4月5日)に3,555.9個/㎠飛散しています。予測最大値は4,500個/㎠で、これまでにこの予測に対して8割程度が飛散したことになります。残りは2割程度とかなり少なくなってきました。 九州や中国、四国はスギ花粉に加えて、ヒノキ花粉のピークも過ぎて、晴れる日でも花粉の飛散は「少ない」または「やや多い」程度となるでしょう。近畿も13日(火)以降は「少ない」日が続きそうです。 東海、関東はこの先1週間はまだ花粉が「多く」飛ぶ日が多いですが、14日(水)頃は雨で飛散は「少ない」でしょう。ヒノキ花粉も4月下旬にはピークが終わりそうです。 北陸や東北はスギ花粉のピークは越えています。ヒノキ花粉のはっきりとしたピークはないものの、4月中は飛散するでしょう。12日(月

    スギ・ヒノキ花粉 予測の8割程度は飛散か 今年の花粉シーズン終了時期はいつ?(気象予報士 吉田 友海)
  • 冬至の夜 約400年ぶりに木星と土星が超大接近!チャンスは日没後すぐ(気象予報士 瀬田 繭美)

    最近、宵の空の低い所に、明るい星が2つ並んでいるのを見かけたことはありませんか?2020年は、木星と土星が大接近して見えるとても貴重な年で、12月に入ってから2つの惑星の間隔が徐々に近づいてきています。 木星は約12年、土星は約30年でそれぞれ太陽の周りを一周しているため、平均して約20年に一度、この2つの星が同じ方向に並びます。ただし、2つの星が接近して見えるようすは約20年に一度起こりますが、木星と土星の公転軌道がわずかに傾いているために、必ずしも毎回「超大接近」にはなりません。 今回は、2つの星の間隔が0.1度ほどまで接近する「超大接近」となり、ここまでの大接近は397年ぶりなのだそう。今回を見逃してしまうと、次回は60年後の2080年になります。 正確には22日の未明に、地球から見て2つの惑星が最も接近します。 ただし、この最接近の時間帯は、日では木星と土星がすでに地平線の下に沈

    冬至の夜 約400年ぶりに木星と土星が超大接近!チャンスは日没後すぐ(気象予報士 瀬田 繭美)
  • 8月は危険な暑さ長期戦? 関東や東北は急な暑さに注意 1か月予報(気象予報士 望月 圭子)

    気象庁は30日に「1か月予報」を発表しました。これによりますと、8月は全国的に暖かい空気に覆われやすいため、8月全体の気温は、全国的に「平年より高い」でしょう。今年の8月は「暑さが長く続いて、長期戦になる可能性がある」のがポイントです。 全国的に「高温傾向」ということで、熱中症の危険度が特に高まる恐れがあります。飲み物を持ち歩いて、のどが渇く前に水分補給をするのはもちろん、汗を大量にかいた時には、塩分補給も忘れないでください。さらに、今年はいつもの8月とは違い、新しい生活様式の中での「熱中症予防」が求められていますが、2メートル以上の十分な距離が取れる場合は、周りに人がいないことを確かめて、適宜にマスクを外して、休憩してください。 週ごとに詳しくみてみます。 8月1日~7日の平均気温は、北日と沖縄・奄美は「平年より高い」でしょう。7日は「立秋」で、暦の上では秋を迎えますが、実際は、まだま

    8月は危険な暑さ長期戦? 関東や東北は急な暑さに注意 1か月予報(気象予報士 望月 圭子)
  • 観測史上初 台風発生のない7月となる可能性(気象予報士 南保 勇人)

    今年の台風発生は、5月に1個、6月に1個の計2個となっており、今月は発生していません。(7月26日現在)このまま7月の台風発生がない場合は、1951年の観測開始以来、史上初となります。 現在、台風に発達するような熱帯低気圧もみられず、このままいけば7月は台風の発生が0となる可能性があります。 統計開始の1951年からの台風の年間発生数の平均をみると、約26個となっています。発生した月は違うものの、6月までの上半期の発生合計数が今年と同じ2個だった年は過去9回ありました。それは、1954年、1977年、1984年、1993年、1995年、2000年、2006年、2007年、2017年です。これらの発生状況を見ると、7月以降の下半期も台風発生の少ない年だったかといえばそうとも言えず、平年と同じくらいかそれ以上発生している年もあります。該当年が少ないものの、上半期での発生数が0個もしくは1個だっ

    観測史上初 台風発生のない7月となる可能性(気象予報士 南保 勇人)
  • 鹿児島県に線状降水帯 命を守る行動を!(気象予報士 君島 由希子)

    対馬海峡に北上した活発な梅雨前線に向かって非常に湿った空気が流れ込んでいる九州。大気の状態が非常に不安定になっており、活発な雨雲が発生しています。特に、鹿児島県鹿屋市周辺では活発な積乱雲が線状に連なった線状降水帯が停滞している状況で、きょう未明から午前9時までの雨量がすでに300ミリ近くに達し、土砂災害や浸水、洪水などの危険度がかなり高まっています。すでに避難が危険な場合は、自宅の中でも崖や川から離れた部屋の、2階以上に移動するなど、命を守る行動をとって下さい。 対馬海峡に停滞する梅雨前線に向かって非常に湿った空気の流れ込みが続くため、九州はあす7日にかけて大気の状態が不安定。新たな場所に線状降水帯が発生するおそれが続きます。線状降水帯が停滞すると、数時間でひと月分に相当するような記録的豪雨が降ることがあり、土砂災害などの危険が一気に高まります。九州は、これからあす7日、さらにあさって8日

    鹿児島県に線状降水帯 命を守る行動を!(気象予報士 君島 由希子)
  • 熊本県で500ミリ超の記録的な大雨 雨のピーク越えても最大級の警戒を(気象予報士 日直主任)

    きょう(4日)、九州は記録的な大雨となっています。熊県水俣市で48時間雨量が500ミリを超えて、平年の7月ひと月の雨量の約1.3倍もの大雨になりました。雨は小康状態となっていますが、引き続き最大級の警戒が必要です。 きょう(4日)朝にかけて、九州付近には活動が活発な梅雨前線に伴う発達した雨雲がかかり続けました。48時間雨量が熊県水俣市で513.0ミリに達し、平年の7月ひと月の雨量の約1.3倍もの大雨になりました。 特に、昨夜(3日)から今朝にかけて九州には線状降水帯(列をなした積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過することで作り出される強い降水を伴う雨域)がかかり、記録的な大雨となっています。12時間雨量は熊県水俣市で415.0ミリ、湯前町の横谷で411.5ミリ、山江村で406.5ミリ、天草市牛深で385.0ミリなどと、広く観測史上1位の値となり、記録的な大雨となりまし

    熊本県で500ミリ超の記録的な大雨 雨のピーク越えても最大級の警戒を(気象予報士 日直主任)
  • 週間 7月に向け梅雨前線活発化 大雨地点が続出か!?(気象予報士 樋口 康弘)

    きょう(25日)は西日を中心に雨が降り、午前中は長崎県で50年に一度の記録的な大雨になりました。6月は終盤を迎え、梅雨前線の活動も活発化しています。これから週明け(30日火曜日)にかけても梅雨前線の影響を色濃く受けそうです。この先の予報をご覧いただくと札幌から福岡まで傘マークが多くみられます。特に大雨になる可能性があるのは、28日日曜日から30日火曜日です。 この先、州付近に梅雨前線が停滞します。梅雨前線上に発生する低気圧が28日から30日、翌1日にかけて州を横断する傾向です。低気圧が近づくと南から非常に蒸し暑い空気が流れ込むため、低気圧や梅雨前線の活動がより活発化し、広範囲で大雨となる恐れがあります。 ★ここ数年は7月に入ると大規模な災害に直結するような記録的な大雨が降っています。雨への備えをもう一度確認し、常に「自分の身は自分で守る」ことを頭の中で意識して下さい。

    週間 7月に向け梅雨前線活発化 大雨地点が続出か!?(気象予報士 樋口 康弘)
  • 1週間の地震回数 ここ3日間で震度4が4回発生(気象予報士 日直主任)

    一番上の画像は、日全体でここ7日間に震度1以上を観測した地震の震央を地図上に示したものです。どこで地震が頻発しているかを見ることができます。ここ1週間(2020年05月12日15時00分~2020年05月19日15時00分)では地震は74回発生しました。

    1週間の地震回数 ここ3日間で震度4が4回発生(気象予報士 日直主任)
  • 東京都心で雨柱 急な雨や雷雨に 要注意(気象予報士 望月 圭子)

    23日午後の関東は、大気の状態が不安定になっています。昼前に、関東の内陸部で湧き出した雨雲が、都心にも迫ってきました。 東京都内で撮影された写真では、上空の黒い雲から、雨がおちている様子「雨柱」が確認できます。また「雨雲の動き」を見ると、都心だけでなく、関東のあちらこちらに、雨雲が点在しているのがわかります。

    東京都心で雨柱 急な雨や雷雨に 要注意(気象予報士 望月 圭子)
  • 全国的に4月も高温 桜が咲き進む暖かさ 1か月予報(気象予報士 望月 圭子)

    この先1か月も全国的に高温傾向。特に3月21日~27日は北・東・西日でかなりの高温が予想され、桜前線は平年より早く進みそう。沖縄・奄美は、期間の前半は気温の変動が大きいので、注意が必要です。 気象庁は3月12日に最新の「1か月予報」を発表しました。それによりますと、3月14日~4月13日の1か月全体では、日付近の上空は、暖かい空気に覆われやすく、地上付近でも寒気の南下は弱いでしょう。そのため全国的に、平均気温は平年より高い傾向です。 特に、北・東・西日では、2週目(3月21日~27日)は、気温がかなり高くなる見込みです。沖縄・奄美では、期間の前半は気温の変動が大きく、2週目(3月21日~27日)は気温がかなり高くなる可能性があります。 3月後半~4月前半は、桜が咲き進む時期ですが、この暖かさで今年の桜はいつもの年よりも早いペースで咲きそうです。日気象協会が12日に発表した「2020

    全国的に4月も高温 桜が咲き進む暖かさ 1か月予報(気象予報士 望月 圭子)
  • 東京都心で初雪 平年より1日遅い(気象予報士 日直主任)

    きょう4日(土曜日)は、東京都心で、初雪が観測されました。気象台によると、東京都心で23時30分ごろから、みぞれが観測されたとのことです。平年より1日遅く、昨年より8日早い初雪の観測です。東京都心の初雪は、昨シーズンは年が明けてからの2019年1月12日、一昨年シーズンは大晦日2017年12月31日でした。 (※文の一部を修正しました)

    東京都心で初雪 平年より1日遅い(気象予報士 日直主任)
  • 寒波来ず 暖冬傾向なのに寒さにも注意が必要なワケ(気象予報士 吉田 友海)

    12月に入ってもなかなか寒波がやってきません。日海側の雪は平年に比べ少なくなっています。一方、太平洋側は冬晴れは続かず、冷たい雨が降り、急な寒さの日も。暖冬傾向ではありますが、寒暖差に注意が必要な状況がこの先も続きそうです。 今年は12月に入ってもなかなか寒波がやってきません。寒気は入っても一時的で、長くは居座っていないのです。(寒気とは周りの空気に比べて低温な空気のこと。寒波とは広い地域に2~3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。) 冬型の気圧配置は続かず、「日海側は雪、太平洋側は冬晴れ」といった冬の天気分布の日は少なくなっています。 上の表は「積雪の平年比」と「10日間の日照時間の平年比」です。北海道州の日海側の雪は少なく、積雪は平年に比べ軒並み少なくなっているのが分かります。また、日照時間も平年より多く、例年より晴れの時間が長くな

    寒波来ず 暖冬傾向なのに寒さにも注意が必要なワケ(気象予報士 吉田 友海)
  • 関東 気温乱高下 あす20度超? あさってまた真冬(気象予報士 久保 智子)

    きょう17日(火)の関東は、朝からあまり気温が上がらず、冷たい雨となりました。最高気温は東京都心で9.7度と4日ぶりに10度に届かず、1月上旬並みの寒さとなりました。その他にも、横浜11.1度、千葉11.5度、熊谷8.9度など、平年並みか平年より低くなりました。(最高気温は午後3時までの値です。) ただ、あす18日(水)は次第に冬型の気圧配置に変わるため、昼頃から晴れて、最高気温はきょうより大幅に高くなります。関東南部では20度を超える所もあるでしょう。昼間は薄手のコートで大丈夫でしょう。北よりの風がやや強く吹くため、風を通しにくい上着が良さそうです。 暖かさは長続きしません。あさって19日(木)の関東は、寒気が流れ込むため、再び真冬のような寒さとなる所が多いでしょう。東京都心の予想最高気温は10度にとどまりそうです。一般的に、気温差5度で衣服1枚分の違いがあるといわれています。今週は、東

    関東 気温乱高下 あす20度超? あさってまた真冬(気象予報士 久保 智子)
  • 冷え込んだ朝 横浜や銚子、静岡で初霜 福島は初雪(気象予報士 日直主任)

    今朝(30日)も寒気が流れ込んでいるなか、晴れて放射冷却現象が強まり、冷え込みました。今朝も北日だけではなく、東日や西日でも内陸部を中心に所々で氷点下となりました。昨日よりはやや少なかったものの、アメダスの400地点以上で氷点下となり、全国のアメダスの5割近くで冬日となりました。 冷え込んだ影響で、関東や東海からも冬の便りが届きました。横浜や銚子、静岡で「初霜」を観測。静岡は平年より2日遅い観測でしたが、横浜は平年より10日、銚子は平年より11日早い観測でした。 また、今朝にかけては北海道や東北、さらに新潟や長野、群馬の山沿いで雪が降りました。東北の太平洋側にも雪雲が流れ込み、福島では「初雪」を観測しています。こちらは平年より4日遅い観測でした。 きょうの日中も気温の上がり方は鈍く、寒さが続くでしょう。最高気温はきのうよりやや高い程度で、札幌は2度、仙台は8度、東京は11度、大阪は1

    冷え込んだ朝 横浜や銚子、静岡で初霜 福島は初雪(気象予報士 日直主任)
  • 30日関東 年末年始頃の寒さ続く(気象予報士 藤野 勝成)

    11月最終日の関東地方は一日を通して広く晴れるでしょう。朝はきょうと同じくらいまで冷える所があり、日中は年末年始頃の寒さが続く所もありそうです。 11月最終日、あすの関東地方は朝から広い範囲でスッキリとした青空が広がりそうです。栃木県北部など、山沿いでも明け方までは雪が降りますが、日中は天気が回復して晴れてくるでしょう。紅葉が見頃の所では澄んだ青い空と赤色のコントラストが綺麗に映えそうです。紅葉狩りなど、お出かけ日和、行楽日和になるでしょう。 ただ、寒気が残る影響で、気温は最低・最高とも平年より低い所が多い見込みです。朝の気温は南部を中心にきょうと同じくらいまで下がるでしょう。北部はきょうより少し冷え込みが緩みますが、それでも霜が降りるほどの寒さとなりそうです。早い時間帯からのお出かけは万全な寒さ対策が必要です。 朝が冷えるぶん、日中は気温が上がっても10度くらいまでの所が多いでしょう。内

    30日関東 年末年始頃の寒さ続く(気象予報士 藤野 勝成)
  • 千葉県 たった3時間で平年1か月のおよそ7割の雨(気象予報士 日直主任)

    25日(金)、千葉県鴨川市ではたった3時間で10月の平年雨量のおよそ7割の雨が降りました。夕方にかけても発達した雨雲がかかるでしょう。土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒して下さい。 25日(金)、関東地方は、湿った空気が流れ込み、広く雨が降っています。特に千葉県には発達した雨雲がかかり、鴨川市では正午までの3時間に160.0ミリの雨を観測しました。観測開始以来1位の値を更新。たった3時間で、10月の平年雨量のおよそ7割の雨が降ったことになります。 午後は、日の東を北上する台風21号周辺の非常に暖かく湿った空気が流れ込み、さらに大気の状態が不安定になる見込みです。夕方にかけて非常に激しい雨が降る所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。 気象庁は、千葉県では記録的な大雨になる可能性があるとして、迷うことなく適切な防災行動をとることが重要であると、呼び

    千葉県 たった3時間で平年1か月のおよそ7割の雨(気象予報士 日直主任)
  • 元台風20号 近畿~関東 非常に激しい雨や猛烈な雨(気象予報士 吉田 友海)

    台風20号は温帯低気圧に変わりましたが、油断はできません。近畿から関東を中心に非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降って、大雨となるでしょう。 台風20号は温帯低気圧に変わりましたが、油断は禁物です。一番上の図(21日午前9時計算)のように多くのモデルで州付近を進む予想となっており、州に熱帯由来の暖かく湿った空気を大量に運び込みそうです。 近畿から関東で21日夜遅くから22日(火)の昼頃にかけて雨のピークとなりそうです。滝のような非常に激しい雨やバケツをひっくり返したような激しい雨が降るでしょう。局地的には猛烈な雨が降り、大雨となる恐れがあります。特に紀伊半島を中心に雨量が多くなりそうです。総雨量は多い所では東海は300ミリ、近畿は200ミリ、関東甲信で150ミリほどになるでしょう。北陸や東北も22日(火)は雨が降り、所々で雨脚が強まりそうです 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増

    元台風20号 近畿~関東 非常に激しい雨や猛烈な雨(気象予報士 吉田 友海)