北九州市で女子高生と母親が刃物で刺された殺人未遂事件で、容疑者とみられる少年は、家族から「行方不明届」が出されていたことが分かりました。 13日夜、北九州市小倉北区高尾の住宅で、女子高生(15)と母親(37)が自宅内に隠れていた男に刃物で刺され重傷を負いました。 この約20分後、1キロほど離れたJR南小倉駅の踏切で東京都葛飾区に住む17歳の少年が列車にはねられ死亡しました。 捜査関係者によりますと、この少年は、家族から「行方不明届」が出されていたということです。 刺された女子高生は、この少年とGPS機能付きアプリで交流していましたが、「その機能で少年に住所が特定された」などと周囲に話していました。 ◆近隣住民 「(女子高生が)SNSで知り合ったって言っていた。向こうの人(少年)は東京に住んでいて、連絡を取るのをやめたら、向こうがGPS画面を(スマホの)スクリーンショットか何かで保存していた