岡山大学病院循環器疾患集中治療部の赤木禎治准教授らのグループは、片頭痛患者に心臓の微小な穴(卵円孔)の開存が認められた場合、カテーテルを用いて卵円孔を閉鎖することで頭痛を治療するという国内初の治療を6月に開始します。 本治療によって頭痛そのものが消失するなど、薬物治療とは別の新しい治療技術になる可能性があります。同様の臨床治験が欧米でも進んでおり、本院では将来の先進医療獲得を視野に入れ、この治療を実施したいと考えています。 <概要> 本学病院循環器疾患集中治療部では、循環器内科、神経内科、心臓血管外科と共同して、平成24年から奇異性脳梗塞の再発予防を目的とした心房中隔欠損症や卵円孔開存のカテーテル治療を実施しています。これらの脳梗塞患者を調べたところ、38人中19人が片頭痛を経験しており、カテーテル治療後に片頭痛が消失(13人)、もしくは著明に改善(5人)していることが分かりました。 現在
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く