22型は3万円台、24型は6万円以下の低価格なワイド液晶ディスプレイ12製品を、輝度、発色、OSDメニューや外部機器との接続を検証しながらチェックしていく。 CRTのような自発光デバイスではない液晶パネルは、光を当てないと色や階調を表示できない。このため、多くの液晶ディスプレイでは、パネル後部の蛍光管やLEDから光を照射する「バックライト方式」を採用している。この設計や性能が、色の再現性や階調を表示する能力に大きくかかわってくる。 以下での比較では、製品間で差があるように見える。とは言っても2007年5月号で行なった同様のテストと比較すると、どの製品も良好な結果と言え、製品全体での表示レベルは確実に向上していると言うことができるだろう。