いわゆるオフィス互換ソフトのEIOfficeが好調だ。イーフロンティアが2月末に発売した「USBを挿すだけで使えるオフィスソフト EIOffice2009 +1PC」は、価格が5000円前後と安いことに加え、USBメモリで販売していることもうけて、オフィス製品でマイクロソフトに次ぐ販売本数シェアを半年間維持している。そこで、企画開発統括部・製品企画グループの佐藤健二氏に、好調の要因や戦略を聴いた。 ●ネットブックの拡大が互換オフィス市場を立ち上げた ワープロや表計算ソフトなど、主に仕事や勉強で使用頻度の高いソフトをまとめた、いわゆるオフィス製品は、マイクロソフトのMS-Officeが事実上の標準。「BCNランキング」でオフィス製品にあたる「統合ソフト」のメーカー別販売本数シェアを集計すると、マイクロソフトが50-80%を占めている。その寡占市場で、このところ勢いがあるのが互換ソフトメーカ