宇宙航空研究開発機構(JAXA)の広報施設「情報センター JAXA i」(東京・丸の内)が12月28日に閉館する。2004年のオープン以来116万人が来場したが、政府の行政刷新会議による事業仕分けで廃止と判定されていた。 JAXAの活動について紹介する施設。JR東京駅近くの丸の内オアゾ内にあり、ロケットエンジンの実物や宇宙服のレプリカなどを展示している。今夏には小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルを展示するイベントも開かれた。 最終日の28日は、通常通り午後8時まで営業する。現在、閉館に向けた「ファイナルイベント」を企画中で、詳細が決まり次第、公式ページで告知するとしている。 閉館の決定を受け、宇宙飛行士の野口聡一さんはTwitterで「月末までにもう1回行きたい」とつぶやいている。 関連記事 GXロケット開発会社が特別清算 事業仕分けで廃止判定 日本初の中小型衛星打上げビジネスへの参入を目