2009年も“漏えい祭り”継続となるのか? 2009年1月5日、情報処理推進機構(IPA)の職員が自宅に持ち帰った業務情報がファイル共有ソフト(P2Pソフト)経由で流出した(参考記事)。流出ファイル数は1万6000件以上。加えて、同職員が前の勤務先で扱った西武百貨店の従業員情報も流出した。このほか1月8日、日本アイ・ビー・エムのシステム開発委託先からWinny/Shareネットワークを通じて神奈川県県立高校生など約11万人分の個人情報が漏えいした事件が発覚した。委託先企業の社員が業務で使っていた個人のPCにWinnyをインストール、暴露ウイルスに感染したのが原因だ。また9日には環境省で収集した小学校21校の児童情報1342人分が流出した。2009年年明け早々、P2Pソフト経由の流出事故が明るみに出たものだけで3件も発生している。 これまで幾度となくマスコミに取り上げられ、総務省などからも勧
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