不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今週、仕事で大手の企業のWebサイトを3つほど穴があくほど、隅から隅までみてまわったら、以下のことに気がつきました。 魂、思想、世界観、そして、夢のない企業って、どんなにコミュニケーション=コンテンツを積み上げようと、ブランドとしてつまらなく感じてしまう。 ということに。 独自の世界観や夢がなければ、Webでそれを語ることはできないそして、おそらく夢や思想、世界観を欠いた企業って、結局のところ、業績をあげるのにも苦労するんだと思います。何しろ、本質的なところで社会を魅了することなく、個別の商品単位で魅了できるかどうかが勝負になってくるわけですから。ようするに、コーポレートブランドの力を借りずに、商品ブランドの力だけでやっていかなきゃいけないわけですから競争的にも、企業内にお
マインド・マップとソフトウェア開発、UML さて、いよいよ本題です。マインド・マップをソフトウェア開発でどのように使えるか、というテーマを扱います。特に、オブジェクト指向開発においてなくてはならない標準記法である、UMLとうまく融合して使えないか、という挑戦です。 まずは、少しマインド・マップの特徴を分析してみます。再度先頭のマインド・マップの例を、ツール(JUDE)を使って書いてみました(図7)。
イジメのインセンティブ いじめる側のメリットが大きくコストが少ない限り、いじめ発生は不可避だろう 実際には、いじめる側のメリットは小さくコストが大きいのだが、その損得勘定ができないからいじめが起こる いじめのインセンティブ? そんなのは簡単ですよ。 p_shirokuma氏のエントリにもありますが、根源的には「優越感」。 優越感(あるいは劣等感)はしばしば社会や人生を動かします。時に経済合理性をも上回る、社会的生物である人間にとってバカにできない力です*1。 ただもう少し言えば、日本の場合 「多数派の優越感」を得られるから という面が強いでしょう。 これは必ずしもボス集団に入っている必要はなく、「いじめられる少数の中にいなければ」得られるものです。つまり、手を下さない傍観者にもインセンティブがある。 優越感とは、自分が相対的に「強い」という感覚。 烈海王いわく「強さとは我儘を押し通す力」な
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