記事内容の要約 企業人事の分野ではデータ活用が立ち遅れていたが、「ピープルアナリティクス(PA)」というデータ活用の取り組みが進みつつある PAは、類義語である「HRテック」に比べて、より複雑性、付加価値が高い業務に関する事例で使われる傾向にある 人事部門がPAに取り組むためには、目的を明確にして他部門のデータも取り入れることなどが求められる 多くの企業においてデータドリブンな経営が常識となりつつあるなか、データ活用が進んでいないとされてきたのが人事部門だ。しかし、昨今では人事部門の施策にデータを活用する企業も徐々に増え、実際に成果もあがってきているという。「ピープルアナリティクス」と呼ばれる、データに基づいて人事課題を解決する取り組みの現状と課題、可能性について、企業の人材に関連する調査や研究、組織・人事コンサルティングなどを行うパーソル総合研究所に話を聞いた。 なぜいま人事での「データ