高松空港事務所などによりますと、16日午前8時10分、山口県の山口宇部空港から羽田空港に向かって出発した全日空692便のボーイング787型機から煙が出たと連絡があり、午前8時45分ごろ、高松空港に緊急着陸したということです。 全日空によりますと、旅客機には乗客が129人、乗員が8人のあわせて137人が乗っていましたが、全員がすでに脱出したということです。 高松空港は現在、滑走路を閉鎖しているということです。 NHKが高松空港に設置しているカメラとヘリコプターからの映像によりますと、全日空のボーイング787型機は空港西側の誘導路に駐機しています。 機体の左右両側の7つの出入り口からは、緊急脱出用の装置が地上まで伸びているのが確認できます。 映像を見る限りでは、機内から煙が出ている様子などは確認できません。 機体の前方と後方には、特別な消防車両など10台あまりが赤色灯を回しながら警戒にあたって