しかし神戸製鋼のデータ改ざんをめぐる不祥事が深刻化するにつれ、「メイド・イン・ジャパン」ブランドの輝きがさらに曇る可能性がある。 神戸製鋼の問題は今月8日、同社が200社以上に納入していた一部の製品について、品質、強度、耐久性についてデータ改ざんがあったことを認めた時に始まった。納入先には、ボーイングや日産、トヨタが含まれている。
しかし神戸製鋼のデータ改ざんをめぐる不祥事が深刻化するにつれ、「メイド・イン・ジャパン」ブランドの輝きがさらに曇る可能性がある。 神戸製鋼の問題は今月8日、同社が200社以上に納入していた一部の製品について、品質、強度、耐久性についてデータ改ざんがあったことを認めた時に始まった。納入先には、ボーイングや日産、トヨタが含まれている。
<ニューズウィーク日本版10月17日発売号(2017年10月24日号)は「中国予測はなぜ間違うのか」特集。政治も経済も問題だらけで間もなく破綻する――そんな「中国崩壊論」はなぜ生まれ、なぜ外れるのか。党大会を控えた中国を正しく読み解く方法を検証する本特集から、「崩壊本」の代表的著者、石平のインタビューを転載する> 08年の北京オリンピックの前後から、「反中国本」「中国崩壊本」はまるで雨後のたけのこのように日本で出版されてきた。 『中国崩壊カウントダウン』『中国の崩壊が始まった!』『私たちの予測した通り、いよいよ自壊する中国!』......。あおりにあおったタイトルの本が今も書店には並ぶ。なぜ、この種の書籍の出版は続くのか。複数の「崩壊本」を執筆してきた中国問題・日中問題評論家の石平(せきへい)にジャーナリストの高口康太が聞いた。 ――いわゆる「中国崩壊論」に対する批判が最近高まっている。現
欧州連合(EU)に加盟する地中海の島国マルタからの報道によると、同国で16日、政治家の腐敗告発で知られ、租税回避地をめぐる「パナマ文書」報道に加わった女性の調査報道ジャーナリスト、ダフネ・カルアナガリチアさん(53)が車を運転中に爆弾が爆発、カルアナガリチアさんは即死した。ムスカット首相は「我々の民主主義にとって暗い日となった」と述べ、徹底的な捜査を約束した。 カルアナガリチアさんは中米パナマの法律事務所から流出したパナマ文書をもとに、ムスカット首相の妻らがパナマに会社を置き、アゼルバイジャン首脳に近い銀行から受け取った大金を隠していたとする疑惑を報道。ムスカット首相が潔白を主張して今年6月、前倒し総選挙に踏み切った経緯がある。 16日夕、カルアナガリチアさんが車で自宅を出発した直後に爆弾が爆発。車は近くの畑まで吹き飛ばされたという。 カルアナガリチアさんは複数のメディアで与野党を問わず政
シリア北部ラッカで、クルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍」の旗を手にする隊員(2017年10月17日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【10月17日 AFP】(写真追加、更新)イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の「首都」とされたシリア北部ラッカ(Raqa)全域が、4か月の戦闘を経て、米軍の支援するクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」によって制圧された。 同軍報道官はAFPに対し、「ラッカで全てが終わった。われわれの部隊がラッカを完全に制圧した」と語った。さらに「ラッカにおける軍事作戦は終了したが、潜伏工作員を見つけ出す掃討作戦に加え、地雷の撤去作業が現在行われている」と明かし、「ラッカ解放を宣言する公式声明も間もなく出されるだろう」との認識を示した。 これに先立ち、英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory f
スペイン・バルセロナで取材に応じた、サルバドール・ダリの娘だと主張していたピラル・アベルさん(2017年6月26日撮影)。(c)AFP/LLUIS GENE 【10月17日 AFP】スペインの巨匠画家、サルバドール・ダリ(Salvador Dali)の娘だと名乗っていた女性の申し立てをめぐり、首都マドリード(Madrid)の裁判所が、女性側の主張を退け、DNA鑑定のために行ったダリの遺体掘り起こし作業の費用を支払うよう命じていたことが16日、明らかになった。 申し立てを行っていたのは霊媒師として生計を立ててきたピラル・アベル(Pilar Abel)さん(61)。アベルさんは、母親は1989年に84歳で死去したダリとひそかに親密な関係にあったと主張していたが、裁判所によると、7月に遺体を掘り起こして行ったDNA鑑定の結果、アベルさんとダリとの間に親子関係はないことが証明された。この結果を受け
欧州南天天文台(ESO)が公開した、銀河「NGC4993」での中性子星の合体を捉えた写真。8月17日に観測し、少しずつ赤みがかり、そして光が弱まっていった。チリ・パラナル天文台にあるVISTA望遠鏡で観測(2017年10月16日提供)。(c)AFP//European Southern Observatory 【10月17日 AFP】遠方の銀河で発生した超高密度の中性子星同士のすさまじい衝突を、世界で初めて観測に成功したとの研究結果がこのほど発表された。研究チームは、宇宙に存在する金の半分以上がこの種の衝突現象で作り出されたと結論づけている。 興奮に沸く研究チームらは16日、世界各地で開かれた記者会見で、中性子星の衝突で放出された重力波と光(電磁波)が約1億3000万光年を旅して8月17日に地球の検出器で捕捉されたと発表。同時に多数の関連する科学論文が主要学術誌に掲載された。 今回の現象の
米ホワイトハウスで開いた閣議で発言するドナルド・トランプ大統領。奥はレックス・ティラーソン国務長官(2017年10月16日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB 【10月17日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は16日、米欧など6か国とイランが2015年に結んだ核合意について、「完全に破棄する」可能性が依然として残っていると述べた。トランプ氏は先週この合意を認めないとはねつけ、最終的な判断を議会に委ねていた。 閣議に先立って記者会見したトランプ大統領は、「私は自分がしたことに強い思い入れを持っている。付け入られるのにはうんざりだ」と断った上で「(核合意を)完全に破棄することになるかもしれない。これは現実にあり得ることだし、そうなる可能性の方が高いという見方もある」と語った。 一方でイラン側の交渉術を持ち上げもし、新たな合意に向けた余地を残したとみられる。 包
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