フィリピン首都マニラのスラム地区から見た金融街(2015年3月28日撮影、資料写真)。(c)NOEL CELIS / AFP 【11月27日 AFP】フィリピンの野党議員が26日、同国の電力供給が中国によって遮断される危険性を調査するよう上院に求めたと表明した。送電公社の社長は、電力網を遠隔停止させることは「可能だ」と証言しているという。 中国の国有送電会社、国家電網(State Grid Corporation of China)は、2009年から送電施設を運営している民間企業、フィリピン全国送電社(NGCP)の株式の40%を保有。そのNGCPは、フィリピン政府所有の国営送電公社(TransCo)を25年にわたり営業・経営する権利を取得している。 野党所属のリサ・ホンティベロス(Risa Hontiveros)上院議員は、上院による調査を求める決議を提出した。同議員によると、中国の技術者
![比議員、中国による電力遮断の危険性調査を要求 遠隔停止「可能」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/126058c7b96bc583a3ece9e4f371f45de1f4abba/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F4%2F1000x%2Fimg_54f6827e921fbba487999ddc868f7a90177104.jpg)