米アイオワ州選出のスティーブ・キング連邦下院議員(2012年2月9日撮影)。(c)Mandel NGAN / AFP 【6月4日 AFP】全米が白人警官の暴行による黒人男性死亡事件への抗議デモに揺れる中、アイオワ州の共和党予備選で連邦下院の議席を18年間守ってきた白人至上主義者とされる現職議員が敗退し、かつて人種差別をめぐって暴動が起きたミズーリ州ファーガソン(Ferguson)では黒人初の市長が誕生した。米社会の変化の兆しといえるかもしれない。 米国では先週、ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で非武装の黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さんが警察に拘束された際、首を膝で押さえつけられ死亡。全米で抗議デモが激化している。 こうした中、数々の人種差別的な発言で知られるアイオワ州選出のスティーブ・キング(Steve King)下院議員(71)は2日夜、11月の