沖縄県などではしかの感染が広がる中、名古屋市は新たに市内の女子中学生2人の感染が確認されたと、24日、発表しました。2人とも、沖縄を訪れたあとに感染が確認された男性と同じ病院で受診していたということです。 愛知県内では今月、沖縄を旅行した10代の男性が名古屋市昭和区の病院ではしかと診断されたほか、この病院に勤務している30代の女性事務員も感染が確認されました。 女子生徒は2人とも、男性と同じ今月9日に、はしかとは別の理由でこの病院で診察を受けていたということです。 市は2人に接触した人にはしかの症状が出ていないか保健所などを通じて把握に努めるとともに、2人のうち1人が今月19日の午後6時から7時の間に地下鉄鶴舞線を利用していたことから、同じ時間帯に利用した人で発熱やせきなどの症状が出た場合は、事前に医療機関に連絡したうえで速やかに受診するよう呼びかけています。