ヤマト運輸が昨年度1年間に取り扱った宅配便の数は、前の年度よりも16%増えて過去最多となりました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出の自粛でネット通販の利用が増えたことなどによるもので、ほかの宅配大手も前の年度を上回るペースで推移しています。 ヤマト運輸によりますと、昨年度1年間に取り扱った宅配便の数は、20億9699万個余りで前の年度よりも16.5%増えました。 会社によりますと、昭和51年のサービス開始以来最も多く、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出を自粛し、ネット通販を利用する人が増えたことなどが要因だとしています。 宅配大手では、日本郵便も今年2月までの11か月間で10億個余りと、前の年より13.1%増えて、2007年の民営化以降で最多のペースとなっています。 また、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスも、去年12月までの9か月間の荷物は、前の年を6%上回っています
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