ヌメヌメとする粘り気が特徴的な海藻、メカブ。海藻をよく食べる日本人にとって、わかめと同様、メカブはなじみ深い食材の一つではないでしょうか。 そんなメカブは、カロリーが低めなうえに、病気を予防して健康にも良いという、とても体にうれしい食物。もちろん、美容にも効果的です。その秘密は、メカブに含まれる成分にあります。今回は、そんなメカブの成分や効能をご紹介したいと思います。 メカブとは? 実は、メカブとは、わかめと同じ食品です。図に示している通り、わかめの根っこの部分がメカブです。厚いひだ状になっていて、生殖細胞が集まった部位で、有効成分が詰まっています。 生の状態では、茶褐色のメカブですが、90℃以上の熱湯でゆでると、鮮やかな緑に変色します。 メカブの成分 生のメカブは歯ごたえがあり、栄養を豊富に含んでいます。 メカブのヌルヌルには、アルギン酸、フコイダンが含まれています。 甲状腺ホルモンの原