米Hewlett-Packard社(HP)のモバイル端末向けLinuxディストリビューション「webOS」のオープンソース版が2012年8月末に公開された。昨年12月にオープンソース化を宣言して以来、約8カ月が経過。バージョン1.0の「Open webOS」ベータ版を「GitHub」で配布している。早速Ubuntuでのビルドを試した。 米HPは公開したソースコードと合わせて、32ビット版Ubuntu向けのビルド用シェルスクリプトを提供している。GitHubから同スクリプトをダウンロードして実行するだけで、Ubuntu上で動作するOpen webOSをビルドできる(図1)。