最近話題になっている、「はだしのゲン」を図書館で閉架にすべきかどうか、などの問題について。 実際の経緯についてはあまり詳しく追ってないので、残酷な描写を含む漫画を子供に見せるのがいいのかどうかという問題にしぼります。 これは、メンタルヘルスの公衆衛生みたいな問題だと思うんですよね(専門家ではないので用語が適当ですが)。 最近、身体的なことや病気については、今まで当たり前だったことでも、たとえば、猛暑の中で甲子園で高校野球はおかしいのではないか? とか、甲子園球児のうち熱中症に倒れるのが100人に1人、あるいはそれ以下だったとしても、配慮すべきと言われるようになってきていると思う。対象が未成年で自主的に選べないものについてはなおさら。 なのに、はだしのゲンを小学生で読んでトラウマになるのも経験のうち、みたいなことを言っている人をよく見かける。そういう人はそれをメンタルヘルスにまで拡張して考え