ラジオを取り巻く環境は変わり続けている。 かつては斜陽産業、オールドメディアなどと言われていたラジオだったが、radikoの登場によってインターネットと融合。近年は早朝のTwitterトレンドをラジオの深夜番組のハッシュタグが賑わすようになった。 ラジオ深夜番組の代表格のひとつといえば『オールナイトニッポン』。2022年10月に放送開始55周年を迎えた同番組のプロデューサーが、冨山雄一(とみやま・ゆういち)だ。 彼がプロデューサーに就任したのが、およそ5年前の2018年4月。番組開始から半世紀が経過し、伝統あるオールナイトニッポンの看板を受け継いだ彼は、いかにして番組と向き合ったのか。 「リスナーのために、変化し続ける」 彼の知られざる葛藤、そして56年目のオールナイトニッポンへの展望を聞いてみた。 テレビになくて、ラジオにあったもの ——「ラジオに関わりたい」とNHKからニッポン放送へ転
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