この数カ月間、わたしは自分が記事を掲載しているほとんどすべてのサイトで、「Ubuntu 11.04」はUbuntuにとって大きな後退になるだろうと言ってきた。この「後退」の主な原因は、Canonicalがデフォルトのデスクトップに「Unity」を採用したことだ。この判断によって、GNOMEと「GNOME 3」は脇に追いやられることになった。しかし、Ubuntu 11.04 Beta 1を1週間使ってみた結果、わたしの意見は間違っていたと言わざるを得ない。このリリースにはいくつかの弱点はあるものの、このベータ版はUbuntuが道を踏み外してなどおらず、迷走しているわけでもないことがわかった。実際、わたしが予想できる限りでは、Ubuntu 11.04はLinuxの王座に止まり続けるだろう。 わたしはこれまで、Mark Shuttleworth氏は大きな間違いを犯した(つまりUnityへの切り替