睡眠不足が体に悪く、肥満の原因となることは知られているが、「まさかそこまで!!」というほど衝撃的な調査結果が発表された。 コロラド大学ボルダー校がおこなった調査によると、5時間睡眠を1週間続けるだけで、約1kgも太ってしまうことが判明したそう。実験で被験者の睡眠時間を制限したところ、寝不足に陥った被験者らは、朝食をあまり摂らないようになった代わりに、炭水化物やたんぱく質に富んだお菓子を夕食の後に食べるようになったとか。これは、長時間起きているためお腹が空くからだと考えられる。しかし、睡眠時間を増やしたところ、自然と脂肪分の多い食事を避け、体重も元通りに戻ったという。なお、過去の調査で、睡眠時間が減ると新陳代謝が遅くなり、太りやすくなることもわかっている。 今回の調査を指揮したKen Wright教授は、「睡眠不足だけが肥満の原因とは限らないが、人は十分な睡眠がとれないと必要以上にモノを食べ