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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (5)

  • 情報大航海は大山鳴動して鼠一匹 - 雑種路線でいこう

    ベールに包まれていた情報大航海プロジェクトについて,徐々に情報が出始めている.当初のGoogle対抗とかいう勇ましい掛け声はどこへやら,苦労の跡の窺える内容だ. にしてもドコモも日航も当に必要なサービス開発なら10億くらいポンと投資できるのに.なぜ財政資金を投ずる必要があるのだろう.投資できるのに投資しないというのはリスクを負いたくないだけではないか.民間が負うことのできないリスクを政府が肩代わりして技術革新を加速するというのは国プロの王道だが,民間が負えるのに負わないリスクを政府に肩代わりさせるというのは似て非なる構図である. 日航はさておきドコモのやろうとしている位置情報を活用したリコメンデーション技術は,加入者の個人情報保護やコンテンツプロバイダに対する公平性確保などの観点で慎重に扱うべき点がいくつもある.役所にやるべきことがあるとすれば,いまどきWeb 2.0バブルで新興企業でさ

    情報大航海は大山鳴動して鼠一匹 - 雑種路線でいこう
  • 雑種路線でいこう - 自分が使い捨てられるのが怖くて会社を使い捨てる生き方

    ぼくが大学に入って間もなくアキバの雑居ビルにあるジャンク屋で店番をしていた頃,DOS/Vの普及でパソコンの価格が暴落し,消費税が5%になって客足もパタリと止まり,メモリとかも潰れた問屋からのフロア買いが横行して香港のスポット価格よりアキバの店頭価格の方が低いという無茶苦茶な状況になってたんだけど「あのいい歳して量販店の店頭でハッピ着てパソコン売ってるおっちゃんたち,20年くらい前は系列SI業者でRPGとかJCL使ってホスト運用してたんだぜ」とか店長にいわれて,あーIT業界というのはこうやってヒトを使い捨てにしていくのか.グループでずっと面倒みてくれるのは親切という気もするけど,恐ろしい世界だな,と思った.自分はどう生きれば,20年後にハッピ着て量販店の店頭で接客しているのではなしに,自分の経験を糧に,周囲から尊敬され,やり甲斐のある仕事にありつけているんだろうか,と悩み始めた. 間もなくジ

    雑種路線でいこう - 自分が使い捨てられるのが怖くて会社を使い捨てる生き方
  • これはもう駄目かも分からんね - 雑種路線でいこう

    我が国は通信業界・金融界の巨額投資が世界に類をみない交換機・汎用機3社を生き存えさせてきた訳だが,まず通信のIP化で交換機ビジネスが崩れて,次いで銀行大合併と2007年問題で汎用機ビジネスが崩れつつあるようにみえる. この銀行大合併と郵政民営化によるレガシーシステム更新の波を乗り切っても仕事がなくなるし,乗り切れずデスマーチ化したら諦めてインドの金融パッケージでも買うしかないのだろう.N社がIPサービス参入時にC社のルータを買ったように,見切りは思いのほか早いかも知れない. 横並びの業界のことだから,大手のなかで1グループでもレガシーシステムからパッケージとオフショア開発に舵を切ったら,流れは大きく変わりそうな気がする.海外のERPも日の業務プロセスに合わないとかいわれ続けた割に,今では多くの老舗企業に入り始めているし. こんなに未来のない業界に,優秀な若手技術者が来ないだろうな.とゆー

    これはもう駄目かも分からんね - 雑種路線でいこう
    ytumagar
    ytumagar 2006/03/23
    メインフレーム/ホスト、SI
  • 誰も持ち得ない戦略技術がない世界の競争戦略 - 雑種路線でいこう

    梅田さんは「技術志向の経営」を、誰も持ち得ない「戦略技術」を通じた差別化を指向する経営と定義している。けれども、世の中にそうそう真似できないものなんかない。WindowsとOffice、Googleの検索エンジン、AppleのiPodだって、そう真似の難しいものではないだろう。WindowsとOfficeよりもVisiCorpのVisiOnが先だったし、GoogleよりもAlta VistaやInktomiが先だったし、iPodよりも無数のMP3プレーヤが先にあった。彼らが成功してからも、二匹目の泥鰌を狙って無数のウィンドウシステムとOffice Suite、分散システムやページ間関係にフォーカスした検索エンジン、シンプルな操作性と斬新なデザインのMP3プレーヤは登場している。 結果的に競争を勝ち抜いた彼らは、よほど卓越した技術を持っていたのだろうか。そうではない。どこにも真似できない技術

    誰も持ち得ない戦略技術がない世界の競争戦略 - 雑種路線でいこう
    ytumagar
    ytumagar 2006/01/29
  • 「本物のプログラマ」もNEETになり得る御時世の処世術 - 雑種路線でいこう

    ぼくはIT業界の中で技術者からマーケティングに移った人間で、最初こそ張り切ってコトラーとか読んだけど、外資系企業で日法人にいて3Cとか分析しても4Pのどれも殆ど触れないことに気づいて、これじゃマーケティング戦略の勉強にはならないなぁと感じて途中から技術渉外っぽい仕事に路線変更した。*1技術渉外というのも一風変わった仕事で、似たような仕事があるといっても非常に限られているだろうし、日企業のそういった部署で中途は採ることは少ないだろうから、日々潰しが利かなくなっているのではないかという不安はある。けれどもまぁ、英語とか段取りとか、自分の苦手なところを鍛えつつ、少し突き放して業界の仕組みを眺める居場所としては面白い。 どこかでいざとなったら技術者に戻れるという気持ちもあって、Virtual PCLinuxとかの環境はつくっているし、手元の環境には一通りのコンパイラは入れているし、研究所でつ

    「本物のプログラマ」もNEETになり得る御時世の処世術 - 雑種路線でいこう
    ytumagar
    ytumagar 2005/12/26
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