[ソウル 18日 ロイター] 北朝鮮当局は、昨年11月に実施されたデノミネーション(通貨呼称単位の変更)の責任者だった朝鮮労働党の朴南基前部長(財政担当)を処刑した。韓国の聯合ニュースが18日、複数の関係筋の話として報じた。 それによると、朴前部長は「国家経済を計画的に破壊しようとする反革命分子」という罪で、先週平壌で銃殺された。 ただ聯合ニュースは事情に詳しい複数の関係筋の話として、北朝鮮当局者や国民の多くは、朴前部長が反革命分子だったとの説明を真に受けていないと伝えている。関係筋の1人は「政権が朴南基をスケープゴートにしたという空気がある」と述べた。 北朝鮮は昨年11月に旧貨幣100ウォンを新貨幣1ウォンにするデノミを実施。物価抑制などを狙ったとみられるが、逆に急激なインフレなどを招いていた。
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