訳すのはVOXの記事だけと決めていましたが、本エントリーに関してだけは例外です。 日本経済のデフレ脱却に向けて、これまで長きにわたり並々ならぬご尽力をなさってこられた岡田靖先生が一昨晩(2010年4月10日土曜日)にお亡くなりになられました。残念ながら先生とは直接お会いする機会を持つことはできませんでしたが、論文等を通じて多大な学恩を授けていただきました。その学恩に対するささやかながらの報いにでもなればと思い、ここに先生の論文を訳させていただきます。岡田先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 Yasushi Okada, “Is the Persistence of Japan’s Low Rate of Deflation a Problem?”(PDF) 本論文は大きく2つのパートから構成される。まず第1のパートにおいて、なぜ日本経済において持続するデフレーションが小幅(マイルド)で
![岡田靖 「小幅で頑固な日本のデフレーションは問題か?」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/391347beb496a1403b8cce0bd35e3525d470e744/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2F1.bp.blogspot.com%2F_s9WCxzs6v94%2FS8TFFJa-PQI%2FAAAAAAAAAB0%2FVyixD7d36Jk%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2Fokada1_01.jpg)