日本のゲーム業界に巨大な足跡を残した偉大な人物 2006年、新型ゲーム機発売を発表する岩田聡氏(写真:時事通信フォト) 2015年7月11日、任天堂代表取締役を務めていた岩田聡(いわた・さとる)氏が亡くなりました。体調不良であることは知られていましたが、6月には株式総会で議長を務めており、回復しつつあると思われていた矢先の逝去に、任天堂のゲームを愛する世界中の人々が大きな喪失感に包まれました。 家庭用ゲーム黎明期には天才プログラマーとして名を馳せ、若くして経営者へと転身したのちも偉大な活躍を見せ日本のゲーム業界をけん引していました。現場と経営、双方を知り尽くしたかけがえのない方でした。改めてご冥福をお祈り申し上げます。 (早川清一朗)