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  • 宇波彰現代哲学研究所 佐藤嘉幸『権力と抵抗』を読んで その1

    大変に広範な知識と根気をもって書かれた書物である。この著作はパリ第十大学に提出された博士論文を改稿したものらしい。読むにあたって、前評判として、「昔は、海外で学位申請論文を出すとなると、東洋人は東洋的なものを内容に無理にでも入れなくてはならなかった。こういうフランス現代思想だけの内容で論文が通るということは、ずいぶん時代も変わったものだ」というようなことを、年配の方からよく聞いた。この著作を読むと、ただの時代の移り変わりだけではなく、やはり、ねじ伏せるだけの何かがあったからではないかと思わせられる。 文章も明晰で、学術論文でありながら、フランス現代思想について学びたいと読者が思っていれば、それに応えてくれるようなサービス精神を感じさせてくれる。 たとえば、p.23には、権力を再生産するための装置として、アルチュセールの「国家のイデオロギー諸装置」、フーコーの「規律権力」、ドゥルーズ=ガタリ

    yu_i
    yu_i 2010/03/11
    マゾヒズムと歓待?
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