前回まで、9回に渡って、図解通訳のメリット、基本パターン、そのバリエーション、フレームワークの組み合わせ方、実践練習などを行ってきました。 今回は、この集中連載の区切りとして、「カタチ」に着目し、図解通訳のまとめをしたいと思います。 形で見れば、図式やフレームワークもパターン化できる 例えば、分析や提案にどのようなチャートやフレームワークが最適なのか、迷うことも多いでしょう。図解というのは、目的やテーマによって実に多種多様なものが存在します。一見すると、量が多すぎて収拾できない印象がありますが、見た目のカタチで分類すると、便利です。ビジネスで利用する「カタチ」は、おおむね次の6つにパターン化されているようです(図1)。
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