2009~2010年、グーグルのブック検索問題やアマゾン「キンドル(Kindle)」、アップル「iPad」の発売などの話題により、かつてないほどに電子書籍市場が注目をあつめた。本調査レポートでは、PC・ケータイ市場へ焦点を当てて、出版社、取次、コンテンツ制作会社、電子書籍販売サイトなど関係者への独自調査から最新動向を明らかにし、今後の展望を分析している。さらにケータイサイト運営事業者とケータイ電子書籍ユーザーに対して定量調査を実施している。本調査報告書の具体的な内容としては以下の通りである。 ■2009-2014年までの国内電子書籍市場規模を発表 2014年までの電子書籍市場規模推移(2003年電子書籍市場規模を開始)を掲載している。2009年度はPC向け電子書籍市場、ケータイ向け電子書籍市場に加えて、新たなプラットフォーム向け電子書籍市場の3つに分類し、トレンドと今後の見込みを分析してい