2018年11月25日のブックマーク (2件)

  • イスラエル政変がもたらす中東のバランスの変化:朝日新聞GLOBE+

    イスラエルの国防大臣であるリーバーマンが辞職するというニュースは、日ではあまり大きく取り上げられていないが、中東の地域バランスを変革する可能性のある出来事である。どのような形でこの辞任劇が中東全体に影響してくるのか補助線を引いてみよう。 不安定なネタニヤフ連立政権 国際的には常に強気で、トランプ政権と密接な関係を持ち、イランに対して厳しく臨むネタニヤフ首相であるが、その足下は非常に不安定である。イスラエルは議院内閣制を取っており、議会の多数派が政府を組織するが、ネタニヤフ首相が率いるリクードは120議席が定数の国会(クネセト)で30議席しか持っておらず、多数を形成するために他の5党と連立し、6党連立政権の上に政権運営を行っている。 これらの6つの政党の中には「イスラエル我が家」や「ユダヤ人の家」といった極右に属する政党も含まれている。辞職したリーバーマンは「イスラエル我が家」のリーダーで

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  • 李登輝が「台湾独立」を明言しないワケ  WEDGE Infinity(ウェッジ)

    李登輝は2000年に総統を退任後、9回の訪日を果たしている。李登輝の訪日が報じられると、必ず激烈な反応を示すのが中国だ。外交部のスポークスマンが「李登輝は戦争メーカー」「台湾独立運動の親玉」と口汚く罵る光景がお決まりのようにニュース映像で流される。 ただ、李登輝は言う。「私はこれまで『台湾独立』など一度も主張したことがない」と。そう聞くと誰もが疑問に思うに違いない。 台湾を民主化に導いたばかりか、中国が演習と称して打ち込んで来たミサイルにひるむことなく、「うろたえるな。対策は練ってある」と台湾の人々を鼓舞し続けた李登輝が、今まで台湾独立を主張してこなかったなどと誰が信じるだろうか。 しかしそれは事実だ。その陰には、台湾独立をめぐる複雑さと、現実主義者に徹して台湾を守り続けた李登輝の真意がある。 「台湾独立」に対する2つの解釈 日でも、台湾が独立した存在であり続けることを応援する人たちは多

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