【国道の謎】北海道 たまには公文書もウソをつく． ～今昔マップでわかった明治の「国道図」の誤記～｜くにみち旧版地形図の表示と複数の地形図の対比ができる今昔マップの埼玉大学・谷先生に心より感謝．いつも感謝せずにはいられないほど多大な恩恵をいただいております． その今昔マップで，久々に新しいエリアがこの２月に立て続けに追加されましたね． 2月25日に追加された「釧路、帯広、苫小牧、都城」のうち，『苫小牧』版の地図が，ちょっとした私の喉に小骨のように引っかかっていた悩みを解消してもらえました． （約2,000字 読了まで約３分）喉に引っかかっていた小骨とは明治18年の「国道図」という公文書の付図があります．国立公文書館でデジタル・アーカイブされているので，すぐに観ることができます． 今は重要文化財に指定されているので，そのような文化財的な見方で眼を養うこともできる美術品ともいえます．（デジタル・アーカイブは本当に素晴らしい） さて，その「国道図」はニ図葉一組からなりますが，疑問に思ったのは，下記の図
