←前へ | もくじ | 次へ→ では、実際にデータを使って、Excelで分散分析の計算をしてみましょう。 ここまでに、各群と全体のデータ数、平均、標準偏差は計算してあります。 ズレの平方和を計算する まず、全体のズレ、群間のズレ、群内のズレを計算します。 ここまで、「ズレ」と呼んできたものは、各データについて平均からの差を2乗して足したものです。これは分散の計算の時にやりましたね。これを「偏差平方和」あるいは「ズレの平方和」あるいは単に「平方和」と呼びます。 それでは、全体の平方和、群間の平方和、群内の平方和を求めましょう。 Excelで計算するには、まず、標本分散(=varp)を求めてから、それにデータ数をかければ平方和になります。なぜなら、平方和をデータ数で割ったものが標本分散だからです。 ピンクのセルが全体の平方和(2494.18)になります。 オレンジのセルは、群内の平方和です。群
![6.3 分散分析をしよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a34262ba988993cf73d8083a2b8e8119b45dc1f0/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fkogolab.chillout.jp%2Felearn%2Fhamburger%2Fchap6%2Fanova1.jpg)