アメリカではほとんどデフェクトスタンダードとなっている「Spring Framework」の覚書きです。Spring は簡単に言うと、IoC (制御の反転)、またの名を DI (依存性注入) という仕組みを取り入れた軽量コンテナです。 AOP(アスペクト指向プログラミング) はクラスの直接的な責務ではない、各モジュールから共通で使われる処理を、独立して切り出す手法です。「クラスの直接的な責務でない」とは、例えば「ログ」や「トランザクション」、「認証」などです。多くのクラスに重複コードが生まれてしまうような処理は、アスペクト(横断的関心事) として別のモジュールにしてしまうという手法をとることが出来ます。Spring AOP は、このアスペクトを扱うものです。 参考:『AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門』 ソフトバンクパブリッシング Springの詳細については、ほかに