ブクマで「いちいち考証してたら創作なんてできない」的な意見が多々あるのだが、「創作」というものに幻想抱きすぎのような。全く自由な作品(少なくとも商業作品)なんて無いよ。 https://t.co/SbunCAIOr8 https://t.co/Dtph0N0j89
オリンピック開会式を舞踊評論家としてプロの視点から検証したところ、思いのほか反響を得た。 【東京オリンピック開会式について】 プロの評論家が果たす役割を再認識してもらえれば、これからの若い書き手のはげみにもなるだろう。 そこで閉会式についても、舞台芸術として、プロの立場から評論を記しておきたい。 ただ、本稿では、前回の結論である 「演出の問題はやはり組織委員会の進め方と巨額の予算が現場に届いていないらしいことに集約できそうではある。」 について、「165億円の予算のうち、現場の予算は4式典で10億だけ」というとんでもない数字が出てきたので、まずはそれについて書いておきたい。 閉会式のレビューを先に読みたい方は、 ■□■□ で区切られた第二部から読んでいただきたい。 【第一部:予算の9割が消えた件について】 ●「延期になったんだからしょうがない」わけがないだろ 「コロナで延期になったり、演出
●はじめに MIKIKO氏「外し」の意味? オリンピック開会式について、さすがにあれだけ無茶苦茶な経緯で現場に振られたパフォーマンスについて「日本のダンスは」とかいわれてもたまらんなと思って、内部事情などはわからないままにあくまでもレビュー的に書いていたのだが、その最中に追い打ちをかける文春砲が、とんでもないものを発表した。 「台本11冊を入手 五輪開会式“崩壊” 全内幕 計1199ページにすべての変遷が」 (※以下、「台本11冊」) 今回の件で一番モヤっとしていたのが、なぜあんなタイミングで、あんなやり方でMIKIKO氏を演出責任者から外す必要があったのか、ということだった。 電通と、後任の元電通の佐々木宏氏が手柄を独り占めにしたかったから、という論調になっているが、いくらなんでもそんな馬鹿なことをするだろうか、と思ったのだ。 なぜならMIKIKO氏のように、これだけの規模のイベントの演
新しい作品を描き始める前って、これから描く物や事象についてリサーチをすることってありますよね。 仕事をしていても絵を描く前に写真資料ですり合わせをしたり、現場まで足を運んで取材したりと、割と時間のかかることだったりします。「リサーチが作品のクオリティを決める!」みたいなことを言う人もいたり、、、 人によってはこの作業、めんどくさいと感じることも多いみたいですね。 よく知ってた方が描きやすいのはなんとなくわかるけど、本当に重要なんでしょうか?というのが今回のトピックです。 リサーチって重要?あくまで僕の意見ですが、ものすごく重要です。可能なら絵を描くたびに写真資料だけでなく現場まで行って絵のトピックになる物や事象を体感したい。それくらい深くリサーチしてから描く作業に入りたいと思っています。 理由は、「自分は自分で思っているより物事を良く知らない」のと「体感して知っている物や事はより良く描くこ
突然ですが絵がうまい人ってたくさんいますよね。 SNSなんか見てると、もう全人類が自分より絵が上手いんじゃないかって思えてきて、凹むことさえあります。笑 僕は23歳のド素人として美大に入学したので(うちの学校はポートフォリオ審査や美術スキルのテストは無いので本当に素人でした)、入学時点でのスキルは学校内ではすごく下の方でした。 さて、絵がうまいのはコンセプトアーティストとして働く上で当然大きなアドバンテージになりますが、一番大事なことが「絵がうまいこと」かと聞かれれば、、、どうなんでしょう? 今回は「絵がうまいこと」よりもっと大切なことがあるぞ、と教わった授業の話です。 絵の天才じゃない人は何で勝負するの?学校が3年目に突入すると、基礎授業が終わり、だんだんとコンセプトアートらしい授業が始まります。そんな中、ある授業で教授がこんな質問をしてきます。 「さて、この中(教室内)に絵の天才はいな
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